オモチャや食料品が並ぶ家電量販店の現状
家電業界のトップをここ数年走り続けてきたヤマダ電機。ただ、価格.comという画期的なサービスの登場や、オンラインショッピングの隆盛の煽りを受け、営業利益は伸び悩んでいるようです。2013年11月8日付けの日本経済新聞では営業赤字が23億円と出ていました。
SONYやPanasonicなど、世界的にも有数の家電ブランドを抱える日本ですが、業界全体としてみても、特に小売り業の状況は芳しくないようで、子ども用のオモチャを売り場に並べてみたり、ディスカウントの飲食物を販売したりと、試行錯誤が見てとれます。
ヤマダ電機でもオロビアンコが売られている
ビル一棟がまるごとヤマダ電機の売場の場合は、フロアーごとにパソコン、スマートフォン、周辺機器というようにカテゴリを区切っていて、上の階に上がれば上がるほど、本来の家電とは関係のない商品が並ぶようになります。ゴルフのクラブやブランドネクタイなど、スポーツ用品店や百貨店で買うべきものが雑然と売られています。
そして、悲しいことにオロビアンコも並んでいるのです。
参考上代の2~3割引と、そんなに値引率は高くありません。
参考上代とは、いわゆる定価がない海外ブランド品の並行輸入品でよく見る表記です。
デザイン、カラーともに微妙です。
ちなみに、商品数は多くはありませんでした。
いずれにせよ、この現状は百貨店やセレクトショップから歓迎されるものでないことは確かです。
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