直営店がブランディングで果たす役割

スーパーブランドに見る イメージ戦略

表参道ヒルズのドルチェ＆ガッバーナのウィンドウディスプレイが面白いことになっていました。
ツタンカーメン風？の女性の造作物。陶器風のツヤツヤとした表面仕上げが人目を引いているようでした。
WEBを通じての購入が年々売上額を上げてきているとは言え、まだまだリアルなお店で商品を買う人はいます。何より人間は街を出歩きたい生き物。仕事も買物も家で済ませられるとは言え、歩かなければ、太陽の光を浴びなければ、身体が衰えてしまいます。
マフィアとのつながりが囁かれ、一時はブランドの存続も危ぶまれたイタリアブランド、 ドルチェ＆ガッバーナ。ただ、ここ数年は盛り返してきているようにも見えます。
オロビアンコは日本に複数社のパートナー（小売店、商社、メーカー）を持つことで、「店頭販売」はパートナーに任せてしまっているわけですが、やはりブランドイメージの訴求ということでは、本社直轄の直営店（路面店、テナント）が果たすことのできる役割は大きいと思われます。
ユーザーと直接コミュニケーションのとれるこのチャネルを、オロビアンコはどう思っているのでしょうか。

オロビアンコのサンダルは毎年アップデート

サンダルのシーズン到来！！

オロビアンコのサンダルが店頭に並び始めました。
スタンダードなタイプは税込で10,800円。さすがにこの価格なので、本革ではなく合皮、イタリア製でも日本製でもなく、マレーシア製です。
3年ほど前にはじめてデビューした際は、あっさりとしたデザインだったのですが、ロゴを金具で入れたり、三色国旗の小さなテープを挟み込んだりと、やや色気を出してきています。
これが正しい進化の方向なのかは、、、、疑問です。

西武池袋本店でオロビアンコの大セール！！

ついに大型のセール売場が出現！！

池袋の西武百貨店の7階には、催事場があり、年がら年中なにかしらのセールやイベントを開催しているのですが、5月15日（木）～22日（木）の期間、紳士服のバーゲンが行われています。
鼠色のスーツがところ狭しと並び、ポリエステルとコットンが混紡されたいかにもなサラリーマン風長袖シャツが陳列される、まぁありがちなしょぼいセールなのですが、なんと今回は入口でオロビアンコがお出迎え。

名古屋の老舗紳士服メーカー「ラグラックス信和」が展開するアパレルラインと西武池袋で取り扱っていたであろう（もしくは今回のセール用に仕入れたであろう）、バッグが並びました。
おおよそ、定価の30～50％OFF。
ブランド価値を落とすことを恐れ、セールをかたくなに拒んできたオロビアンコですが、ついに大々的に行うようになってしまいました。

西武のWEBにもこんな感じで、紹介されてしまっています。

オロビアンコセール

雑貨からジャケット、カジュアルウエアまでお取りそろえいたします。

●カジュアルシャツ各種　7,560円から
●ジャケット各種　24,840円から
●財布各種　15,120円から
●ボディーバッグ各種　16,632円から

夏の紳士服大バーゲン ■会期：2014年5月15日（木）～22日（木）
■会場：7階（南）＝催事場
※最終日5月22日（木）は、当会場のみ午後5時にて閉場いたします。


 

WEBに氾濫する偽物オロビアンコ・・・どころか詐欺サイト！？

偽物オロビアンコにご注意！！

Googleで「オロビアンコ」と検索すると、

①楽天
②Orobianco（イタリアのオフィシャルサイト）
③ZOZOTOWN
④大好評オロビアンコ レディース,オロビアンコ トートバッグ海外正規…（偽物！！）

という順番で、4番目には偽物のコピー商品のサイトが出てきてしまいます。
おそらく早々にサイトは閉鎖されてしまうと思いますが、以下にページのURLを記載いたします。

http://oxygen-tr.com/dynamicslinks.html

まず、新品のオロビアンコが定価の半額（50％OFF）以下になることはありません。
イタリアの本社が価格のコントロールを行っているからです。極端な値下げを行っている業者は警告が与えられ、改善が見られなければ、取引停止となります。
このサイトは、一応本社が福岡になっていますが、連絡先のメールアドレスがフリーメールの@hotmail.com。会社概要の説明分も機械翻訳したような怪しさ満載。
極めつけは、他のオロビアンコ公認サイトで「当店限定カラー！」とうたっているアイテムを堂々と掲載してしまっていること。

これは、間違いなく海外工場（アジアのどこか、、、でしょうか）でつくられたコピー商品の可能性が高いです。または、最新情報によると、コピー商品すら送られてこない完全なる詐欺サイトである可能性の方が高いようです。
このようなサイトの悪質な点は、他のオロビアンコ公認サイトの画像や商品説明をすべてパクり、サイトを本物らしく作っている点です。
このようなサイトでは、必ず前入金を指定してきます。入金したが最後、商品が全く送られてこず、連絡も不通。万が一送られてきても、全く関係のないレディースの安物のスニーカーだったりすることもあるそうです。

どうぞ皆さんも気をつけてください。

サイトのトップページは一応、それっぽく作ってあります。

弊社の理念、日本語がたどたどしすぎるだろ！

 オロビアンコ公認セレクトショップ「でらでら」さん別注カラー。
この「ob」は見たことない裏地でしたがリモンタの新作でしょうか。

ベルルッティのキャリー

レザーキャリーの最高峰！

青山通りに路面店を構える、フランスの高級革製品ブランド、ベルルッティ。靴が有名ですが、名刺入れや財布、そしてベルトに鞄と、90年代中頃からレザーアイテム全般の展開を始めています。
所属はヴィトングループですが、2012年にグループが同じくフランスの高級紳士服ブランド「Arnys（アルニス）」を買収したことで、現在ではトータルでウェアの展開もしています。
靴はおおよそ20万円～ということで、バッグも20万～40万円くらいがメインの価格帯です。
このキャリー、「Formula 1000」という名前で、ACミランで活躍するサッカーの本田圭佑選手が帰国した際に成田空港でパパラッチされています。
価格は96万6千円とのこと。

うまい棒換算＝約9万6千本です。 一生かかっても食べきれません。今20代の人なら、向こう50年、毎日、4～5本食べられる計算です。

イルビゾンテのストリートスナップ

イルビゾンテのストリートスナップ

以前、オロビアンコのストリートスナップを掲載しましたが、本日はイルビゾンテ。
青山で通勤途中の女性の方。ベージュのスプリングコートにイルビゾンテのキャンバストートバッグがしっくりきてます。
足元の白いスニーカーで軽快な感じ。こんなスタイルには、確かにオロビアンコよりもイルビゾンテの方が似合いますよね。イルビゾンテは、完全にユニセックスのイメージで、むしろ女性ユーザーの方が、熱心な人がいるような感じです。
削除要請等ありましたら、コメント欄、またはメールにてお知らせくださいませ。

日本で唯一の路面店「F.CLIO(エフクリオ) 丸の内」

日本で唯一の路面店「F.CLIO(エフクリオ) 丸の内」が営業中！

これまでは百貨店と一部のセレクトショップでしか買えなかった、オロビアンコのライバルブランド、F.CLIO(エフクリオ)の路面店が2月末に丸の内にオープンしています。
特に表記はないですが、おそらく販売代理店であるエースが運営しているでしょう。バッグコーナーの一角に置かれたセレクトされたラインで観るのと、フルラインナップで観るのとは、やはりブランドに対して受ける印象も変わってきます。このタイミングで日本での販売に本腰を入れるようですが、果たして成功するか。価格帯、イメージ的にも、フェリージとオロビアンコの中間でフワフワしている感が否めません。
路面店オープンで突き抜けるでしょうか。

F.CLIO 丸の内
住所：東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1F
Tel：03-6256-0577
営業時間：11:00～20:00
定休日：不定休

※写真はすべてWEBマガジンOPENERSさんから。

表参道駅でフェリージの広告を発見！！

フェリージの旗艦店が骨董通りに4月26日新オープン！

オロビアンコのライバル、フェリージの旗艦店が4月26日、ファッションの聖地として名高い、東京・南青山の骨董通りに路面店としてオープンします。
表参道駅から徒歩5分程度。お隣にはスターバックスなどもあります。これに合わせて表参道の地下には、フェリージの大きな広告が。あまり見かけないフェリージの街頭広告、この地下のスペースは表参道界隈に出店する高級ブランド（バレンシアガやヒューゴ・ボス）、ファッション誌（エルやVOGUE）なんかがよく広告を出しています。

オロビアンコのワンランク上の位置を頑として譲らないフェリージ。ただ、両方とも日本企画ブランドなので、 イタリアでは一般の方にはほぼ知られていません。同店の2階には、フェリージの代理店であるフィーゴが展開するブランドセレクトショップ「ラ ガゼッタ 1987 青山店」がオープンします。

「フェリージ 青山本店」
住所：東京都港区南青山5-8-3エクボビル1階

「ラ ガゼッタ 1987 青山店」
住所：同2階