ついに常態化しそうなオロビアンコのセール
日本に入ってきた当初(2000年ころ)はセールを頑なに拒んでいたオロビアンコ。ただ、最近では店頭でセール価格になっているアイテムを見ることも珍しくなくなってきました。でもそれはあくまでちょっとした売れ残りの処分という意味合いが強かったと思います。
ライバルブランドのフェリージやイルビゾンテは、まず店頭でのセール自体あまりやりません。そのため、一定のブランド価値を保てているのも事実です。その分、限られた上質な顧客を相手に販売することになり、売上や店舗数の急拡大はのぞめません。そう考えると、イタリアのものづくり産業を盛り立てる意味でも生産量を増やしているオロビアンコが、戦略の一つとしてセールの手法を取り入れるのは、仕方のないことなのかもしれません。
ついにブランド格安系の通販サイトでのセール情報がfacebookに載ってしまいました。
右上の広告です。
同じアイテムを定価で買った人はがっくりですよね。
グラムールセールスという、ブランド品のみを取り扱う通販サイトです。数年前に流行したGUILT(ギルト)なんかと同じイメージですね。裁断して廃棄か、滞留在庫として抱え込んだままでいるかを考えると、どうしてもこのような処分の方法にたどり着いてしまうのかもしれません。完全な受注生産でない限りは、どうしても在庫は出てしまう運命です。
それでもまだ、きれいなイメージを保って売られていると思います。
楽天などで投げ売りの状態になるよりは、かなりましです。
楽天などで投げ売りの状態になるよりは、かなりましです。
0 件のコメント:
コメントを投稿