昔は「棲み分け」ができていたはずなんです。
高くても良いものを→百貨店
そこそこの値段と品質で、オシャレなものを→ファッションビル
安いもの→量販店
牛丼が食べたいときは牛丼屋に、カレーが食べたいときはカレー屋に、蕎麦が食べたいときは蕎麦屋に、というような構図だったのが、今では、牛丼屋にもカレーと蕎麦がおいてあり、カレー屋と蕎麦屋にも、牛丼がおいてある、といった感じです。
このままでは、「あそこ(あの商業施設)に買いに行こう!」ということが無くなり、「(どこでだろうと構わないから)このブランドのアイテムを買おう!」ということになって、館としてのブランディングがますます難しくなっていくのでは、と思います。
ポール・スミスもツモリチサトも古着屋も入っているのでは、消費者のニーズには短期的に答えられるかもしれませんが、「マルイ」という館の個性は薄くなっていくのではないでしょうか。
「マルイ」で買う必然性が無くなっていきますから。
話がそれましたが、くだんのマルイの中のRAGTAGにあった、変り種オロビアンコ。1アイテムに、基本的にはオロビアンコのブランドロゴはひとつしか入れないという方針が昔はあったのですが。
しかも安い!
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