2013年12月28日土曜日

ルッソ・ビアンコ、オロビアンコアパレルラインの実力

デザイン、クオリティともに○ながら、価格が△

名古屋の老舗紳士服メーカー、ラグラックス信和との協業で展開されるオロビアンコのアパレルライン、ルッソビアンコの出店が加速しています。
3年ほど前に高島屋の期間限定ショップで初お目見えしてから、約1年前には原宿に路面店を出店。現在、北は仙台の藤崎百貨店から、南は福岡の博多阪急まで全国で9店舗を展開しています。

今回紹介する店舗は、新宿のマルイ本店の7階にテナントとして入っている店舗。
以前の記事で も紹介したように、このフロアは、雑貨店や靴の専門店にオロビアンコのアイテムが置いてあり、さながらワンフロア全体がオロビアンコの売り場といった雰囲気です。

ジャケットで5万~という価格帯のルッソビアンコ。マルイに入る時点で、もう少し低価格の2万円後半~3万円中盤というアイテムを開発しても良かったのでは、と思います。いわゆるマルイ系のブランド、キャサリンハムネットやコムサなら、上記の価格帯がメインですし、マルイの客層とルッソビアンコがマッチしないのでは、という懸念があります。

ただ、きちんとした紳士服メーカーとのコラボで、日本の工場で生産しているのでクオリティーはこの価格に見合うものに仕上がっていますし、デザインも洒脱な感じで悪くありません。エルボーパッチが多目なのは、イタリアンデザインならでは。

百貨店や路面店だけでの展開ならこの価格帯でブランディングもありかと思うのですが、新宿は高島屋に入っているので、伊勢丹への出店が厳しかったということでしょうか。


なかなか広い店内。15坪ほどでしょうか。

イタリアオヤジの大好物、エルボーパッチ率高めです!


靴にバッグの取り扱いもあります。

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