2013年12月4日水曜日

オロビアンコのライバル紹介② IL BISONTE(イルビゾンテ)その2

ジャーナルスタンダードの新店での取り扱い


エディフィス、イエナなどの人気ブランドを抱えるベイクルーズグループ。最近のアパレルブランドの流行としてカフェなんかも出してますね。

J.S. バーガーズ カフェ

2013年9月14日に表参道に「ALL NEW STANDARD.」を新コンセプトに掲げた「JOURNAL STANDARD OMOTESANDO(ジャーナル スタンダード 表参道)」がオープンしました。エディフィスや通常のジャーナルスタンダードの店舗ではもちろんオロビアンコの取り扱いがありますが、こちらの新コンセプトショップでは、オロビアンコはありませんでした。
アメリカの東海岸をイメージしたインテリアやアイテムを取り揃え…ということだったので、イタリアブランドが入る余地が無いのかな、思いきや、イルビゾンテはしっかりと入っていました。

 ベイクルーズが展開する渋谷区神南のカフェ。

9月14日にオープンした「JOURNAL STANDARD OMOTESANDO(ジャーナル スタンダード 表参道)」

イルビゾンテにあって、オロビアンコにないもの。

バッグはあまり置いてないようでしたが、豊富すぎるほどの小物が揃っていました。彩色をせずに革本来の風合いを生かしたヌメとライトブラウンでほとんどのアイテムを統一。店内の雰囲気や他のアメリカンなアイテムともマッチしていました。

イルビゾンテにあって、オロビアンコにないもの。それはターゲットを絞ったマーケティングに尽きると思います。工場の数や生産能力なんかとも関係していると思いますが、イルビゾンテは少し日本で人気が出たからと言って日本での流通量を増やしたり、日本向けにデザインしたアイテムを作ったり、セールで安売りしたり、ということをしません。
それにより、認知度はそこまで高くならないものの、固定ファンがつき、いつでも安定して売れているという状況になっていると思います。

どちらが良い悪いではないと思いますし、手軽にイタリアブランドを持てる、イタリアのものづくり産業をボトムアップしているという点では、オロビアンコも社会に貢献している部分があると思います。ただ、日本市場におけるイメージの違いで、ここジャーナルスタンダードの新店には両ブランドが揃い踏むことはありませんでした。

直営店でも珍しいほどのアクセサリーの取り揃え

こんな革のリングも可愛いですね。値段はついていませんでした。¥3,000~4,000程度でしょうか。


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