2013年8月19日月曜日

ついにイタリアでの販売情報をキャッチ!

オロビアンコと言えば、イタリアブランドを標榜しているくせに、


「イタリアで売ってない」

「イタリア人は知らない」

「イタリアで見かけない」

と、散々言われまくって、ついには

「日本がでっち上げた、単なる企画ブランドでは?」
 
という声まで聞こえてくる始末。

確かに、フェリージのバッグが日本のマーケットで品薄になって、それまでフェリージの下請け工場だった(一説によればダニエル&ボブの下請け)ファクトリーに、日本人バイヤーが企画を持ちかけたことがそもそもの始まり、、、らしいという歴史を考えれば、プラダのような純然たるイタリアブランドとは言えないのかも知れません。

ただ、グローバリゼーションが今日のように進んでくると、もはや国とブランドをそのまま繋げて考えることがあまり意味のないようにも思えてきます。

たとえば、ファブリックで有名なフィンランドのマリメッコ。
マリメッコの生地をデザインしているのが、日本人デザイナーだったら、しかも原材料となるコットンがインド産だったら?
果たしてそのブランドをフィンランドブランドだと呼ぶことに抵抗を全く感じないでしょうか。
その上、生地を織る機械がフランスのものだったりする可能性も無くはないですよね。

※原材料と織機については想像です。デザイナーは実際に日本の方がいるそうです。


ひとつのバッグが出来上がるまで、生産の仮定で様々な国が関わる可能性があります。
企画、原料、工場、デザイナー、原産地、販売地域、、、このうちのどこからどこまでが一国で寡占されていたら、○○ブランドと言えるのでしょうか。

現在はたとえばイタリアなんかだと、生産行程の何%がイタリア国内だと「MADE IN ITALY」と名乗っていいという法律があります。
確か70%くらいだった気がしますが。

デザイナーがアメリカ人だろうと、原料が中国のものだろうと、工場で働いてる職人が東欧人だろうと、ミシンが日本製だろうとです。

、、、話が少しずれてしまいましたが、イタリアでの販売情報をついにつかみました!

ローマ三越です!(クリックでフロア案内に飛びます。他にも日本で有名なイタリアのバッグブランドが並んでいるようです。 デルガ、アルマーニ、バリー、オロビアンコ、イル ビゾンテ、エフクリオ、、、他)

ローマとは言え、日本の百貨店ということで、ちょっと反則な気もしますが。

とにかくイタリアでも売っていることが判明しました!


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