有言実行のイタリア紳士です。
今をさかのぼること2年前の2011年、洋菓子の老舗ヒロタとコラボレーションして「シューアイス」なるものを発表していました。

イタリアブランドらしく、「カプチーノ味」と「エスプレッソ味」。しかもシュー生地に竹炭を練り込んだ、ブラックシューアイスという、かなりインパクトの強いアイテムです。
オロビアンコが日本贔屓なのは、ジャコモ氏の言によれば
「職人の国というところで通じるところがある」
とのことです。
イタリアでは職人のことをアルチザンと呼んで敬意を表し、ものづくりに関わる人たちの社会的地位も高いです。
その点、日本では最近どうなんでしょうね。
大工や建具師などはまだある程度の地位や知名度がありそうですが、下町の鞄職人とか、まったく一般社会からは隔たったところにポジショニングされてしまっていると思われます。
実は、見た目も古い、一軒屋ほどの小さな工場で「コムデギャルソン」の服や「ポーター」の鞄がつくられていたりするんですけどね。
ちなみに、オロビアンコブランドは、食関連では他にワインやオリーブオイルなども出しています。
いずれもイタリアを代表するようなアイテムですが、日本でビジネス的に成功するかは未知数のところが大きいかと思います。
このシューアイスも、催事や一部のヒロタのショップで売られていたようですが、そこまで話題にはなていなかったように思います。
これからの衣食住のライフスタイル分野への進出に注目です。
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