いま、銀座メゾンエルメスのショーウィンドウが面白いです。
テーマは、
「INCURSION(侵入)」
で、イギリスのアーティスト、ケイト・マグワイアさんが手がけたとのこと。
作業中のケイトさん
ショーウィンドウ、エルメスクラスだと1回の展示にいくらくらいかけるんでしょうね。
今回はアーティストも入れているので、300万円~500万円ってところでしょうか?もっとかかってますかね?
アート性があって素晴らしいと思うのですが、問題はこの300万円~500万円(試算)を誰が払っているかってことです。
えぇ、もちろんエルメスが払っているんですが、エルメスのバッグを買っている消費者が均等に割って負担している、とも考えられるわけです。
そう思うと、オロビアンコは日本国内に直営店を持たないので、店舗運営にかかるコストが発生しない分、定価を安く設定できます。
「我々はメーカーであって、リテーラー(小売業者)ではないんだ!」って言うジャコモさんの方針のおかげですね。